東武鉄道 2080系は1988年に、廃車となった2000系の中間車を改造し、野田線に6両2編成12両が投入された。2000系の中間車は比較的車齢が若いことと、当時野田線に3000系列の置き換えも同時に進められていた。しかし、2080系の改造は「運転台の取り付け」「一部電装解除」「塗装変更」程度にとどまり、「冷房装置」は取り付けられなかった。

・廃車
 編成表を付け加えておいたが、竣工年月と廃車日をみてほしい。形式消滅までに4年間、それと2編成目の2182Fは3年未満で廃車になっている。ただのつなぎの車両だったのかもしれない。
2181Fの2681号 1991年9月29日撮影 撮影地不明

3000系がやってくる 隣には2080系が留置されている 春日部にて


編成表

モハ2181+モハ2281+サハ2381+サハ2481+モハ2581+モハ2681
竣工:1988年6月
廃車:1992年11月
モハ2182+モハ2282+サハ2382+サハ2482+モハ2582+モハ2682
竣工:1989年11月
廃車:1992年10月