クモハ100形は静岡鉄道が1961年に導入した車両で、足回りは中古品を購入し作成された。日立電鉄には1979年に109+110を譲り受け、主に朝ラッシュに使用されたが、1993年老朽化と営団2000系の導入に伴い廃車された。
左がクモハ350 右がクモハ100
左の350形もほぼ100形と性能的には同等で、正面窓の形や尾灯の形の違いなどが見受けられた。300形350形などは当時静岡鉄道に新鋭の1000形が登場し晩年は朝夕ラッシュ時のみとなっていた。1984年日立電鉄に譲渡され活躍したが、1994年に廃車となっている。