鶴見線沿線は工業地帯で工場で働く人たちの足となっています。鶴見駅から海芝浦駅・扇町駅・大川駅と結んでいます。この写真のころは鶴見線大川支線のみ20m車が入れないという理由で、この区間のみ、旧型国電の「クモハ12形」が使用されていました。大川駅に行くときは、一度乗り換えをしなくてはいけませんでしたが、1994年頃にこのホームを撤去し、鶴見駅-大川駅への直通運転が可能となりました。この形式の車両は鶴見線に2両存在していまして、いつごろからか忘れましたが平成に入ってから、日中や旅客少ない時間帯に鶴見線のほぼ全線で使用されていました。しかしこの車両も老朽化のため廃車となりました。同形式の車両が博物館で保存展示されています。