1885年に上野-横川間が開業し、1888年に軽井沢-直江津間が開業しました。1893年には横川-軽井沢間が開業し、信越線はほぼ全線で運行を開始しました。この時採用されたのがラックレールを使用した「アプト式」でしたが、その後1963年に粘着式鉄道で1線が開業しました。この時採用されたのが機関車の補機をつけるという方式でした。この横川駅は信越本線・横川-軽井沢間にある急こう配に対応すべく、この駅で機関車の連結切り離しが行われていました。上野と長野を結ぶ「特急あさま」も例外ではありませんでした。しかし、北陸新幹線(当時「長野行新幹線」)が開業する前日に横川-軽井沢間は廃線となり、軽井沢-篠ノ井間は第三セクター「しなの鉄道」になりました(整備新幹線を開通させる条件として、並行在来線はJR各社から分割されなくてはいけないとか)。当時横川-軽井沢間で動いていたEF63形電気機関車です。動態保存されています。
当時走っていた特急あさま号189系電車1993年4月3日撮影 横川駅にて

機関車と「協調運転」をして峠に挑むあさま号。この車両は「空気バネをパンク」させていた。

1993年4月3日撮影 横川駅にて
機関車と連結する間に「峠の釜めし」をホームで買うことができた。当時は立ち売りの人もいて、特急が到着すると大勢の人でにぎわっていた。
1993年4月3日撮影 横川駅にて
旧線のレンガ橋「通称:眼鏡橋」が眼下に広がる。
1993年4月3日撮影 横川-軽井沢間にて