当時赤字に悩まされていて、新車を地方に投入できなくなりつつも、旧形客車の撤廃を狙って改造し、登場したのが417・715系電車でした。ほら特急型でしょ。 (実は新大阪から博多間の新幹線が開業した時に、581系583系が余ってしまって、経理的に処分もできないしということで改造した車両かな?)
(あくまでイメージです)before
After 1993年1月4日仙台駅にて撮影
何か変わったの?って殆ど変わっていなかったんです。
でも一応やることはやったのさ。 1993年1月4日仙台駅にて撮影
・扉を2か所にして(同じようなものを)
・窓ガラスを開けられるようにして(半分に一つ)
・洗面台・トイレは上から化粧板等で覆って(やっつけ仕事)
・ 寝台部分を取って網棚にして(やっつけというか構造上仕方ないというか)。
・高加速度性能に変更して(ギア比変更)
・あとね中間車両に先頭車をくっつけたんです。
1993年1月4日仙台駅にて撮影
1993年1月4日仙台駅にて撮影
なんですか。国電()のような。「食パン電車」とか呼ばれましたが。実際ラッシュ時にあたると、折り畳み式のドアー(バスのように内側に開くタイプ)で降りるにも降りられず、大変な思いをするのでありました。
1993年3月18日仙台駅にて撮影
これが車内の映像です。なんだかマジかよ見たいな電車。1990年代後半まで運用が続けられ引退しました。が、415系のほうは交直流電車ということと新幹線開通と相まって2010年頃まで運用を続けました。