東武3000系は東武鉄道に存在した17m車、32系54系53系などの車両を昭和39年から50年にかけて車体を新造、機器を流用した車両です。車体は18mで2000系の側面と8000系の正面を折衷したようなものでした。非冷房で3000系3050系3070系と3種類ありました。(デッカー車と呼ばれていたようです。)昭和62年から廃車が始まり、平成8年に運転を終えました。この3000系列は台車側にブレーキシリンダーがあるユニット式ブレーキではなく、車体側にブレーキシリンダーがありブレーキロッドでブレーキシューを制御する古典的なものでした。


3120号 モハ3120+サハ3220+モハ3320+3420 4連 東岩槻駅にて撮影 平成4年2月5日廃車

3424号 モハ3124+クハ3424 2連 春日部駅にて 廃車年不明

1991年9月29日撮影