振り子気動車が導入される前のJR四国は、
分割民営化前に185系気動車が導入されたが、
車体やエンジンなどは新品を使用するも、
製造コスト削減のため一部変速機など
廃車発生品を使用しているため、
在来のキハ181系と比べると同程度の性能で
あり、スピードアップも困難であった。
そこでTSEこと2000形先行量産車が試験され、
世界初の振り子気動車となり2000形は増備され、
スピードアップが可能となった。
N2000形 2424号(先行量産車) 高知駅にて 2001年12月21日撮影
N2000形2458号 高知駅にて 2001年12月21日撮影
2000形量産車と並ぶN2000形先行量産車2424号 高知駅にて 2001年12月21日撮影
N2000形は高徳線向けに130km/h運転をする目的で製造されました。搭載エンジンは330PS-350PSに増強され、ブレーキもディスクブレーキに改良されました。1995年に先行車2両が落成しました。写真のは量産改造された後と思います。