銀座線01系は当時陳腐化していた2000系列や1500系それ以前の車両を置き換えるために登場しました。それ以前の車両までは床下機器の関係でバッテリーが置けず、セクション(無電圧区間)では、車内が予備等のみとなる。またブレーキが旧型ともあり、スピードアップもできませんでした。この車両を設計する際「地下鉄の車両なんだから、窓は省略してもいいだろう。」という案もあったそうです。長い間銀座線の顔として運行されてきましたが、新1000系が投入され01系は引退しました。一部の車両は改造の上で、熊本電鉄に譲渡され活躍しています。
渋谷駅に着いた01系29編成
2014年2月8日撮影 渋谷駅にて

こちらは初期の01系03編成です。
 2014年2月8日撮影 渋谷駅にて

導入当時は冷房はありませんでした。(02系も同様)
屋根のルーバーにその面影が残っています。
2014年2月8日撮影 渋谷駅にて

渋谷駅を発車する寸前の01系浅草行き
2014年2月8日撮影 渋谷駅にて

車内の案内板が一時代前を彷彿とさせる。
2014年2月8日撮影 渋谷駅にて

こちらの車内は前期型。シートに注目いただきたい。一部釣り手の金具の形状も違いますね。
2014年2月8日撮影 渋谷駅にて

こちらは後期車。シートがバケットシートになっている。
2014年2月8日撮影 渋谷駅にて