かつて東京都内には荒川線を除く都電があちこちに走っていました。しかし、昭和40年代ごろから自動車に阻まれ遅延が増大、モータリゼーションの進展や(軌道を自動車が走行することはできなかったのですが、それを大人の事情で解放した)地下鉄の発達により赤字になり、東京都交通局は1967年に財政再建団体に指定されます。やがて、山手線の内側に張り巡らせていた東京都電の路線も1972年までに廃止することが決まりました。この時現荒川線等(27系統・32系統)は赤羽線(27系統)を除き存続することが決定し現在に至っています。

 この時継続された車両は、7000系・7500系・6000系でのちに車体更新または置き換えられ、特に6000系は1両のみ近年まで活躍していました。現在は車体更新した7500系は廃車となり、更新7000系は車体を流用し7700系となり、新型の車両も入り活況を呈しています。(旧7500系やPCCカーなど一部古い車両は荒川車庫付近で保存されているそうです。


この2000形は杉並線用に1951年から1955年にかけて製造された12m級中型ボギー車である。2012は木造3000形を鋼体化したものである。杉並線廃止後広尾営業所などで活躍した。


木造3000形とは

 

 作者 不明 [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由で

手前にあるポールも移設されたものかしら。


製造年間違っているし(昭和27年製造です)





酷い荒れようでしたので、ソフトウエアを使い自分で復元しました。

品川区内に保存されていましたが今は解体されてしまいました。