阿武隈急行線は福島から宮城県槻木駅への54.9kmの第三セクター鉄道です。この路線は国鉄から転換された当時は非電化、のちに延伸開業し交流電化した路線です。

元々阿武隈急行は国鉄東北線のバイパス線として計画されていました。国鉄丸森線として槻木-丸森間は開業したもの、1981年丸森線の(丸森-福島間)は凍結されました。その後1986年に丸森線は転換され阿武隈急行線としてスタートしました。この時はまだ非電化だったそうです。1988年福島-丸森間が延伸電化開業しました。

東北本線槻木駅から仙台駅へ向かう8100系
1993年1月5日撮影 槻木駅にて
この8100系はJR東日本719系と同じように「サイリスタ位相制御」使用していて、部品の供給が限られていることと経年による老朽化のため、置き換えが予想されています。※現状では更新せず置き換える予定があるそうです。